慰安婦問題に言及したことで思わぬ波紋。

#hijitsuzai 規制反対の意見広告を提案する。

http://togetter.com/li/159554

私の前々からの持論である、規制反対の意見広告を作るべきだという提案についてです。

取っ掛かりとして意見広告によるメリットとして、大衆への周知効果を挙げ、

また、規制反対派の課題である資金集めにも利用しようというものです。


慰安婦問題について言及したのが思わぬ波紋を呼んでしまったようです。

私の過去の記事を参照していただければ、分かると思いますが

私が意見広告を出すべきだという着想に至るきっかけは"THE FACTS"です。

まあ、"THE FACTS"は明らかに意見広告としては大失敗だったと思っていますし、

意見広告を作成するに当たっては反面教師だと思っています。

そのことに言及したのが、かえって「歴史修正主義」と物議を醸すことになってしまったようです。


他に意見広告を出すべきだという考えを補強するきっかけになったものには、

護憲派の市民団体が毎年のように出している意見広告や、拉致問題についての意見広告を出している「意見広告7人の会」、

台湾の東日本大震災への支援に感謝する「ありがとう、台湾」広告なども挙げられます。




私は河野談話によって慰安婦問題はほぼ政治決着がついていると思います。

それにも関わらず、双方の立場にいる人々がいらぬ火をつけて回っているから不毛なのだと思います。

アメリカ下院の慰安婦決議なんてその典型例だと思うんですけどね…



ちなみに、私は河野談話を撤回すべきだとは金輪際思っておりません!!

ただ、河野談話に批判的な層を皮肉るために、「規制推進派の論理は河野談話と同じだ」ということはあります。

保守色の強い総理大臣でも撤回できないぐらいなので、もはや河野談話を撤回したくても、誰も撤回できないと思います。

だから、「河野談話の撤回なんぞ無理だからあきらめろ」と本心で思っている次第です。


表現規制問題にも非常にシニカルな立場のApemanさんならまだしも、

他にも慰安婦問題についての言及に噛み付いてくる人が出るとは思いませんでした…

河野談話で決着がついたはずの話を右と左の双方が突っつきあったり、掘り起こしたりして、

かえって話をややこしくしているのだと思います。

それを、「過剰に煽りたてられている」と考えたわけです。

過剰に煽りたてている側には、保守・右派も当然含みます。


ちなみに、

児童ポルノ問題と従軍慰安婦問題との密接な関係

http://d.hatena.ne.jp/blast-off/20090515/1242353944

今回の都条例可決で、ある種の婦人団体は「嘘に基づいた主張」をまたしても成功させたことになる。前回は「日本は従軍慰安婦の強制連行を行なった」だったが、今回は「日本は児童ポルノ大国」だった。味をしめたこの団体が今後一層増長してくることを懸念する。 #hijitsuzai

http://twitter.com/#!/ni_no5/status/18837264310206464

といった具合に、規制推進派と慰安婦団体が密接に関わっている

というのは、規制反対派の間ではよく知られている話です。

その点を利用して、慰安婦問題に批判的な人を取り込むことはできないかと考えたことはあります。

ECPATが主催した集会に出席した山谷えり子氏らは間違いなくほぼ確信犯(誤用)ですが、

保守系文化人に対してカマをかけるにはぴったりの話題で、

上手くやればもしかしたら規制反対派にすることができるのではないかと考えたまでです。



実際に一部では効果を上げているらしいんですね…

城内実氏がコンテンツ文化研究会のロビイングの結果、規制反対になり、

去年12月の集会にも出席しましたし、

日本ハッテン党幹事長さんから頂いた情報です。

平沼赳夫氏からお返事をいただきました。
(転載開始)
メール有難うご座いました。
児童ポルノ法改正のこと詳しくご説明頂き、御礼申し上げます。
左の蠢動を感じます。保守が頑張らなければなりません。
衆議院議員 平沼赳夫
(転載終了)

危機感を持ってくださったようです。
反日勢力との繋がりについてガッツリと書き込んだ文面が効いたようです。
しかし、平沼氏のような良識のある保守派は一握りしかいないのが痛いところです。
自称保守本流の自民も反日団体に毒されていますからね・・・orz

ただ、創作物規制の件についても、以前は賛成派のようでしたが、最近は慎重な様子なので意見する価値は十分にあるでしょう。城内実氏の件や「国益に関わる問題」を織り交ぜて意見すると良さそうですね。

http://otakurevolution.blog17.fc2.com/blog-entry-1387.html

と、平沼赳夫氏が規制慎重に転じたようだという情報もあります。

平沼氏を規制慎重に転じさせることができるぐらいなら、他の保守・右派論客も

もしかしたら規制慎重派に転じさせることができるのではないかと思ったまでです。

あるいは、保守・右派の矛盾点を暴き立てるカマかけの材料として使うとか…

認知的不協和に陥るネトウヨ以上に、保守系文化人のたじろぐ様子は見物だと思います。


あと、補足しておきますが、

「日本鬼子を萌え化して日中友好でございと抜かす類の阿呆」は私も阿呆だと思っていますけどね…

ひのもとおにこは知ってますが、あまりにしょうもないので全くと言っていいほど相手にしていません。