WaiWai問題と幸福の科学

WaiWai問題に関する続報。参考までに以後のページをご参照ください。

そのページは若干、相手をコケにしているところがあるようので、ご注意を

毎日変態記事訴訟が懲戒請求騒動と同じような流れになっている件について

http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20080710/1215617059


Prodical_Sonさんは、橋下徹弁護士が山口親子殺害事件の弁護団に対し、

懲戒請求を呼び掛けた事例を引き合いに出しましたが、

私はむしろ幸福の科学フライデー事件のほうが近いのではないかと考えております。


幸福の科学がフライデーの記事に対して抗議し、

大量の電話やファックスを講談社に送りつけて

一時的に講談社の機能をマヒさせたという事件がありました。

大川隆法総裁は、「フライデーを廃刊に追い込む」とかなんとか

豪語していたそうですし、講談社がつぶれてもかまわないと思っていたのでしょうかね…*1


しかし、大量の訴訟を同時多発的に起こすことにより、

威力業務妨害などに問われたという話は寡聞にして聞いたことがありません。

それに、一人ひとりの意思でやったと言われれば、業務妨害に問うことは不可能ではないでしょうか…

幸福の科学だってそのロジックを使って言い逃れを図りましたしね…


弁護士の懲戒請求が何万件も来たところで弁護士会が黙殺すればそれまでですが、

裁判の場合はそうはいきませんからね…


架空請求詐欺の手口の一つに少額訴訟を起こし、相手が無視を決め込んだら

法的に払わなければいけなくなるという手口があります。

よって、相手が出てこなければ少額訴訟には100%勝てます。

おそらく、毎日新聞を提訴する有志一同は同時多発的に裁判を起こすつもりでしょう。

そうなればいくら毎日でも全部に取り合ってはいられなくなるのではないでしょうか…


金目当ての訴訟なら、もっと高額の慰謝料を請求するでしょうが、

少額訴訟の上限の60万円でもなく10万円ですからね…

やはり、同時多発的に訴訟を起こすのが狙いだと推測します…

簡易裁判所ではなく、地方裁判所に本人訴訟制度を用いて

訴えるという話もあるそうですし・・・


大量の裁判を同時多発的に起こす行為が威力業務妨害に当たるかということに関し、

少なくとも私は存じません。何せ、前例が無いんですから…

その理屈なら、水俣病訴訟も薬害エイズ訴訟も何もかもみんな威力業務妨害

なってしまうではないでしょうか!


あと、裁判を起こした人は反訴されたらどうするつもりなのでしょうか?

勝算はあるように思いますが、(なければそんな裁判をおこすまい)

敗訴したら訴訟費用を(勝訴した側の弁護士費用も)負担しなければならないので、

負けたら懲りるのでしょうかね…

いや負けたら、また裁判を起こすつもりなのでしょう…

まさにプロ市民中のプロ市民ですね…


天下の毎日がタブロイドのエログロ記事をよりによって普通の記事と同様に

載せてしまったことに発端するこの騒動。

ますます泥沼にはまっていく勢いですね。


私は訴えた人の属性には特に興味はありませんが、

どのように裁判を進めていくのかは気になりますね…


それにしても、竹橋の毎日新聞社街宣車はどれぐらい押し寄せているんでしょうかね…

*1:それにしても、幸福の科学の信者である漫画家が講談社で探偵漫画を描いているのだからよくわからない…