自民党総裁選

昨日の自民党総裁選は谷垣禎一氏が勝ちました。

谷垣氏のほかには、河野太郎氏と西村康稔氏が立候補しました。


個人的には、河野太郎氏に頑張ってほしいと思っていました。


しかし、河野太郎氏も西村康稔氏も、明らかに実績不足です。

舛添要一氏や、石原伸晃氏、小池百合子氏、石破茂氏の立候補が

取り沙汰されていましたが、結局早々と立候補しないことを表明し、

有力者が出ない盛り上がりに欠ける総裁選となりました。



自民党総裁は閣僚か党幹部経験者でなければ務まらないのではないかと思います。

河野氏も西村氏も閣僚、党幹部のどちらも経験していません。

その点が議員(特に中堅以上)に敬遠されたのでしょう。

そして、変革を求める党員の票が河野氏と西村氏に流れたのでしょうか。



報道ステーション』を見ていたら、「鳩山由紀夫」と書かれた党員票が映っていました。

本部のやりかたに絶望したのか、出来レースに対する当て付けか、

他には「麻生太郎」と書かれた票もあったそうです。

やっぱり当て付けか、ささやかな抗議か…



まあ、結果は順当といったところですが、引っかかるところがあります。


谷垣氏は以前、極めて規制推進派寄りの発言をしているんですよね…

西村氏は、リオデジャネイロ会議に出席していたそうですし…

これが個人的に河野太郎氏を支持した理由の一つなんですけどね…


ところで、河野太郎氏は表現規制問題にはどういうスタンスなのでしょうかね…


二重国籍を検討すべきだと自身のブログに書いたところ、

国籍法改定問題に関する一連の騒動のあおりを受け、ブログが大炎上し、

あたかも国籍法改定の首謀者であるかのようにみなされたこともありました。


売国」「反日」ランキングで常に五本の指に入る河野洋平氏の息子ですが、

父親ほどハト派ではなく、改憲論や外国人参政権反対論を唱えているようですが、

父親のイメージに引きずられて、「社民党並みのリベラル」呼ばわりされているのでしょうか…


実績が低い割に意外と善戦したというべきか、少し負けすぎというか何というか、

結構微妙なところではあります。