児童ポルノ法改定加速!?

保坂展人氏によると、児童ポルノ法改定の動きが急激に進んでいるのだそうです。

児童ポルノ禁止法、水面下の動きが加速


今日は時間がないので、あまり詳細な報告は出来ないが、わずか4カ月前に解散前の国会で議論された児童ポルノ禁止法の「単純所持規制」を中心とした議員立法が、11月末日に終了する通常国会で「可決・成立」に向けて走り出しているというので驚いてしまった。まずは、4カ月前の政治状況で言えば、自民・公明の巨大与党が解散前の国会で一気呵成に成立をはかろうとごり押しをはかってきた児童ポルノ禁止法だが、あまりに幅広い「児童ポルノ」の規定と、また宮沢りえの『サンタフェ』さえ「1年以内に廃棄処分」を求められる可能性もある「単純所持の犯罪化」の余波は、大きく広がった。

そもそも、解散前に自民・公明が提出してきた「児童ポルノ法改正案」と、当時の少数派であった民主党が提出した対案との「修正協議」をめぐる環境は、8月30日の政権交代によって大きく変わった。少なくとも、「児童ポルノの現状と子どもの被害」の実情について「立法事実」(法改正が必要な客観的な状況)を再把握する必要があるし、解散前の国会で議論された表現規制への危惧や「漫画・アニメなどへの規制の問題」など議論しておくべき問題がたくさんある。国会議事録にも答弁を残す形で、しっかり議論すべきだと思う。続きは明日。

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/3477ff285a653fb94e81d2f72794c285

保坂氏がいたずらに不安を煽るような記事を作るとは考えにくく、

これだけのことを書くからにはよほど確信的な情報を入手したのでしょうか。

17日の午後に、自民党法務部会で児童ポルノ法改定について議論されるという情報がありましたが、

それのことでしょうか。

しかし、自公だけが動いたところで後述するように、民主党側は重要法案に追われている


自民党だけでは成立するわけがないので、民主党内の動きを指しているのでしょうか?

確かに、アグネス・チャン氏が民主党議員に対しロビー活動しているという情報が、

客観的事実として、複数の国会議員が取り上げていますが。


民主党は、議員立法原則禁止の方針のはずですが、それとの関わりはどうなのでしょうか?

外国人参政権に関しても、山岡賢治国対委員長議員立法ででも提出する方針だったのを、

賛成派だが、政府提出にこだわる小沢幹事長の鶴の一声で、断念ということになりましたし。


「続きは明日」(つまり、今日)とのことなので、詳報を待つしかないでしょう。



国会運営については、このような動きもあります。

後半国会、対決色濃く 与党、強行採決も辞さず


 会期末まで2週間となった国会は16日、与野党の対決色が強まった。民主党など連立政権側は17日に衆院本会議で2法案の審議に入ることを自民、公明両党の反対を押し切って決定した。与党は12本の政府提出法案を会期内に成立させる方針で、与党単独の法案審議も辞さない構えをみせる。反発する自民党にも、郵政民営化凍結法案への対応に不安が残る。

 民主、社民、国民新3党は16日の幹事長・国会対策委員長会談で、会期内に法案成立を目指す方針を確認。衆院議院運営委員会理事会では、17日の本会議での新型インフルエンザ対策法案、中小企業金融円滑化法案の趣旨説明と質疑を提案した。(07:00)

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20091117AT3S1601S16112009.html

重要法案成立へ強行採決も=民主・山岡氏


 民主党山岡賢次国対委員長は14日、会期末を30日に控えた今国会の運営に関し、都内で記者団に「野党は法案をまとめる姿勢を示していない。16日からは粛々と(進め)、会期末までに必ず法案を成立させる」と述べた。中小企業金融円滑化法案など重要法案の会期内成立に向け、野党が審議促進に抵抗した場合は強行採決も辞さない考えを示した発言だ。(2009/11/14-13:34)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111400230

山岡氏は、政府提出法案で手いっぱいであるため、強行採決も辞さない方針に転換しつつあります。

事実、保坂氏も「数の奢り」国会強行運営には赤信号という記事で、強行採決について懸念しています。

強行採決について懸念していますから。

強行採決しなければならないほど重要法案が山積みということは、

どうかな…とおもっていたんですが。