パブリックコメントを送る皆さんに対してアドバイス

さて、東京都青少年問題協議会のパブリックコメントについて、

私からも少しでも何かのアドバイスをできればと思います。


この問題については、各所で都民以外の人も送るように呼び掛けています!!

私も、都民以外の方も送るようにお願いしたいと思います。

その例として、コンテンツ文化研究会の呼びかけを紹介したいと思います。

都民からとありますが、鳥取の人権条例の際には県外からの批判も大きなプレッシャーになっています。
この件で意見のある全ての方々は、都民でなくとも送ることを当会は推奨致します。

http://icc-japan.blogspot.com/2009/11/blog-post_26.html


そこで、パブリックコメントを送る際に必ず付け加えるべきなのは、

これは、東京都民だけではなく、日本の全国民に関わる問題である。

という趣旨の文章です。

コピペすると効果が薄れるそうなので、自分で考えた文章にすることを

お勧めいたします。



また、「表現の数だけ人生が在る」によれば、

さて、この答申素案ですが、「第2章 児童を性の対象として取り扱うメディアについて」の項目の順番は、いつもの規制推進派の手口で、児童ポルノの定義を、「児童を性の対象とする製作物」とし、このカテゴリーに入るものを「児童が描写されている全ての創作物」(さらに創作物の定義を漫画等としている)と誤認させるように誘導されており、児童ポルノはこんなに酷い虐待物だから、創作物を排除するべし」というように説得力を持たせるように配置されています。

http://mudaken.blog103.fc2.com/blog-entry-321.html

とのことですので、児童ポルノの定義から一切の創作物を排除すべき」

だとすべきです。


あと、不健全図書指定については下記の記事が参考になります。

Wikipediaには、

出版業界の自主規制ルールとして「東京都の不健全図書(有害図書)として連続3回、もしくは1年間に5回以上指定された出版物(雑誌)は、特別な注文等がない限り取次業者では扱わない」というルールが定められており、そのためこのルールに該当した出版物は事実上一般書店での販売が困難となる。その場合出版社は成人向けに限定した形でアダルトグッズショップや直接販売などの通販・チャンネルで販売を継続するか、もしくは廃刊・絶版するかの選択を余儀なくされることが多い。


また大手コンビニチェーンや書店の中には「前記の取次停止ルールに該当する出版物を発行している出版社の出版物は、有害図書指定されていない他の出版物も含めて一切取り扱わない」という方針を示しているところもあり、そのためコンビニ販売が主力となる雑誌類を抱えている出版社の中には、万が一の事態に備えて成人向け雑誌・書籍部門を別会社として本体から切り離す動きも見られる(例:毎日コミュニケーションズMCプレス。また白夜書房のアダルト雑誌部門がコアマガジンに移管されたのもこの動きに関係していると見られる)。


有害図書に指定された書籍(「完全自殺マニュアル」(鶴見済)など)は、大手や一部の書店で販売されていない。大手書店では有害図書を販売することによるイメージダウンを懸念した結果である。また小さな書店の場合では区別陳列のスペース確保と、年齢認証などの煩雑さなどから取り扱わない場合も多くあり事実上の発売禁止措置、禁書指定に近い。


wikipedia:有害図書より 太字は引用者による。

とあり、東京都の不健全図書指定が、出版業界の自主規制の基準となっており

不健全図書の基準が拡大すれば、全国への流通が阻害されることが

懸念されるということはパブリックコメントに入れるべきだと思われます。


単純所持規制批判としては、冤罪、捜査機関による濫用といったものもありますが、その他に、

「インターネット上へのアップロードは、現行の児童ポルノ法に違反している行為であり、

単純所持規制の根拠にはならない。むしろ、取り締まりの怠慢を顕著に表わしている。

単純所持規制ではなく、現行法上で違反となるものは徹底的に取り締まることにより対処すべき。」

と反論すべきだと思います。


昨日も紹介しましたが、要約された問題点整理のコピペも資料として提示します。

(1)青少年の携帯電話のフィルタリングの解除は、原則不可能にすること。(P28)

(2)コミュニティサイトに、青少年がアクセスできないようにする基準を、条例に導入すること。(P28)

(3)現在のNPOや事業者がかかわるネット・ケータイ教育に「都の指針」でタガをはめてしまうこと。(P30)

(4)年齢を偽って成年向けサイトを利用した子供の親に対する勧告規定を設けること。(P23)

(5)児童ポルノの単純所持規制、および漫画やアニメへの規制を国への上申すること。(P41、P45)

(6)児童を性的対象にしたり、それを助長する行為を追放・根絶するため、都や都民、事業者の責務を規定すること。(P41)

(7)児童を性的対象にしたり、それを助長する漫画やアニメ、ゲームを行為を追放・根絶する姿勢を打ち出し、具体的な実行を打ち出すこと。(P46)

(8)児童を性的対象にしたネット上のCGなどは、青少年だけでなく一般人に対してもアクセスの遮断や削除処置を行うこと。(P46)

(9)不健全図書とはいえない漫画などに対しても、青少年のアクセスを遮断すること。(P46)

(10)18禁ものを扱いうる通販サイトに対しての青少年のアクセス遮断。決済はクレジット等に限定し、また商品を手渡すときも対面した上での本人確認を原則とすること。(P50)


あと、パブリックコメントに使ってはいけない言葉についても触れる必要があるでしょう。


売国」、「反日」という言葉はNGワードです。

「二次元」、「三次元」という言葉も俗語なので使ってはいけません!!

キチガイ」とかのような、露骨な罵詈雑言も絶対禁句です!!

冷静に、言葉づかいを選んで批判していくべきです!!


パブリックコメントの締め切りは10日までと短いですが、

逆に考えれば、10日までまだ広める余地は十二分にあります!!


私もまだまだ伝えられることは伝えていきたいと思いますし、

この記事も必要に応じて直していきたいと思います。