ユニセフ協会 ついに訴える!!

とうとう、日本ユニセフ協会から規制反対派サイトが訴えられたようです!!

ユニセフ協会から削除要求されたのは以下のサイト。

日本ユニセフ協会 及びTAP PROJECTには応じないで下さい。

http://my.reset.jp/~yuhto-ishikawa/viking/tapnagoya.html

要するに、ユニセフ協会を批判し(「ユニセフとは全く無関係の別団体」など、ネット上でよく見られる言説)

ユニセフ協会の主催するキャンペーンに協賛した企業に対して、ユニセフ協会の「実態」について

質問した結果と、それに対する回答を載せたものです。

黒地に赤字の枠があって非常に読みづらい個所もあります…

お世辞にもジャーナリスティックな雰囲気はせず、2ちゃんねるのノリで書いているような気も

しないわけではありませんが…



そのサイトの管理人によれば、

止めろ!規制社会・監視国家ブログ版 当管理人が日本ユニセフ協会に訴えられました


 当管理人及び運営サイトが、日本ユニセフ協会民事訴訟を起こされ、該当ページ削除を命じられています。平成22年8月11日15時00分に地元から東京地方裁判所まで出て来い、とのこと。
 

詳細はこちら。
日本ユニセフ協会が当サイトに訴訟を起こしてきました

 出廷するつもりは微塵もありませんし、強制執行があろうと従う気は毛頭ございません。

http://kitaharak.exblog.jp/14903182/

とのこと。


そのサイトの管理人、kitaharakさんによると、

ヒルトン名古屋が流した個人情報を元に訴訟を起こされたとのこと。

なぜそれが分かったのかというと、質問状の文面を相手ごとに変えておいたからだとか。

(後に、個人情報を流したのはヒルトン名古屋ではないことが判明する。)


もし、kitaharakさんの主張通りであれば、

ユニセフ協会が不法に入手した個人情報を元に訴訟を起こした可能性が高い

ということのようです。

(本当に不法かは私には分かりません。裁判で争わなければ分からないでしょう…)



それにしても、気になったことがあります。


出廷を拒否すると聞いて、とんでもない暴挙だと思いました。

なぜなら裁判所に出廷しないと、民事訴訟法159条の規定により、法的には

相手の主張を全面的に認めたと見なされてしまうからです。

この記事を見た多くの人も同様の反応で、SLAPP(被告への嫌がらせを目的とした訴訟)ではないか、

反対運動に悪影響が出かねない、ユニセフ協会をつけ上がらせるといった意見が多く出ていました。


おっしゃる通り。

私も、法廷の場で徹底的に争うべきだと思いましたよ!!

個人情報が不正に入手された疑いがあるのに、

何故不戦敗を選ぶのか理解できません!!


結局のところ、こうした意見が殺到した結果どうなったかと言うと、

止めろ!規制社会・監視国家ブログ版 出廷に応じることを声明します



 日本ユニセフ協会が起こしてきた訴訟について、現在の私の意志をお伝えいたします。
 
○裁判の出席の是非について
 
 裁判は私の地元名古屋に移送させることも可能とのこと。連中にひと手間でも取らせたいので、これは申請します。
 
 また仮処分申請の差し止め申請を行い、唐突な話なので日程に都合がつかないことや、弁護士の選任をこれから行うことを裁判所に伝えます。
 
 ただ週末に入ってしまったので、手続きは週明けになります。向こうが指定した日程の8月11日(水)まで時間がないので、電話だ・速達だ・配達証明だ・法テラス申し込みだ…と、アサイチで走り回ることになりそうですが。
 
 もちろん低所得者なので弁護士費用立て替え条件はクリア! …えっ、“給付”じゃないって?(泣)
 
 当方は本当に、卑下や謙遜ではなく本気で資産や貯蓄が何も無く、マンションやマイカーなんてファンタジー上の産物。何とケータイすら有りません。例え億単位の賠償請求あっても今更痛痒はないと思っています。
 しかし日本ユニセフによる言論封殺勝訴の前例を、この私が作ってしまうのは大変な汚点である忸怩に気づきました。
 
 きちんと裁判で、日本ユニセフを相手に、真っ向から戦わせて頂きます。

http://kitaharak.exblog.jp/14908692/

と出廷することを表明。「出廷するつもりは微塵もありません」と言っていたのは一体何だったのか?

と思わなくもないのですが、不戦敗を選ぶという最悪の選択肢を選ぶバカな真似をしなかったので

ひと安心しました。

何だよ、始めっから「出廷して戦う」と言うべきだろ!?と思いました。


はっきり言って、私は「ユニセフ協会と戦っている俺は正義!盾突く奴はユニセフの手先!!」などと

言い、下手をすれば見境なく弾を撃ちまくるような状況を起こしかねないような

空気を感じ取ってしまっていただけに、杞憂ですんで良かったと思います。



それにしても、出廷しないと相手の主張が通ってしまうのを知らなかったの!?と思いました。

ひろゆき氏を出廷拒否する理由に挙げていたのに、出廷拒否すると100%相手の主張を認めたと法的には

見なされてしまうということを知らなかったはずはない。と思っていましたから。


それに、ひろゆき氏は差押えを逃れるような工作をいくつも行なっている。

低所得者を自称するkitaharakさんが、父親が国税庁職員で、年収1億以上あると豪語するひろゆき氏と

同じぐらいに差し押さえを逃れる工作ができるはずがない。

質問状の内容を送る相手ごとに変える細工と、差押え逃れの工作は全く訳が違います。


ひろゆき氏は海外に口座を持っているようですし、そもそも2ちゃんねるのサーバーも海外。

今、2ちゃんねるを運営しているシンガポールのPACKET MONSTER社には、ペーパーカンパニーという

噂がまことしやかにささやかれています。


まあ、主張通り訴訟に不正に入手された個人情報が使われているのであれば勝機はあるでしょう。

削除請求されている内容すべてが、ユニセフ協会を対象にしたものではないですし、

最悪でも全面敗訴はあり得ないでしょうし、カンパする意思を表明している人は多数いるのですから、

裁判自体は着実に進んでいくことができると思います。


私が訴えられたサイトを見た限り、争点は個人情報の入手元についてだと思います。

被告の個人情報は訴訟には必ずしも必要ないはずなのに、不正な手法で入手した疑いがある

となれば、目的は勝訴よりも嫌がらせということになり、うまくいけば逆に損害賠償を

請求できる可能性もあるのではないかと思います。


私は、カンパするにはあまりに気が引けますし、文体とかも好きではないので、

ちょっと距離を置きます。裁判の経過とかを報告してくれるのであれば、ウォッチングの対象にするでしょうね。


それにしても、ブコメで「ネットで応援してる奴らは安全地帯から煽ってるだけ」とか、

「安地にいるやつらに乗せられただけ」というのは法に無知だから言えるんだろうな…