規制問題で私が気になること。

あまり間が空くのも難なので、思ったことでも書くことにします。


決して彼女たちの考えを受け入れるわけではないのですが、

イクオリティ・ナウの戦術は非常にうまい手法だと思います。

一番、言われているのは外圧ということですが、

女性差別問題を前面に出すことにより、日本政府に対し圧力をかけることを

可能にし、海外の問題を日本をターゲットにすることにより、日本の規制推進派の

キャンペーンに大義名分を与えることができたのです。

このマッチポンプぶりは、「敵ながら天晴」としか言いようがないほどです。

そして遠回しな手法ではなく、ノーマークの場所から不意打ちを食らわせ、

まんまと奇襲に成功したということです。

参考:http://suzacu.blog42.fc2.com/blog-entry-34.html



性暴力を扱ったゲームを槍玉に挙げれば、ほかの成人向け作品よりも

はるかに反論しづらい状況になるのは間違いないですからね。

そして、少なくとも私は、大きな声をあげて性暴力ゲームを擁護することはできませんからね…


性暴力ゲームであっても、法規制には反対しないとどんどん波及するという心配もありますが、

個人的には無くなっても構わないという考えもありますから、ジレンマに陥っているというのも

ウソではないと思います。


性暴力ゲームを守れ!!」と叫ぶのは、「児童ポルノ法反対!!」と叫ぶことよりも

はるかに後ろ指を指される代物だけに、うまくロジックを立てるのも難しいんですよね…


規制推進派はうまいところに目を付けたと思います…

くやしくて仕方がありませんよね!!



タイトルを出すのも好きではないので、他の人の文章を引用する場合を除き、

「例の性暴力ゲームと書いているぐらいですし。

だから表現規制問題というのはややこしいものなんですよ…

ですから、私としてはその手のゲームに関しては、他の方に発言してもらう、

場合によっては援護射撃的なことをするほかないと思っています…



あと、自分は大きなアクセスを集められるわけではありませんし、

一時ソースを入手できるだけの情報網があるわけではありませんが、

私なりに、気になる情報について分析したり、コメントしたりするぐらいですかね…



あと、気になるのは一部の規制反対派には陰謀論に深入りする傾向があることです。

創価学会とか統一教会とか言っているうちはまだいいんですが、

ユダヤだのフリーメイソンだの新世界秩序だのといったその筋の陰謀論にまで

踏み込んだら、かえって今ここにある危機への対応を困難にしてしまうのではないかという

懸念があると私は考えます。



あまり陰謀論に深入りして「見えない敵」と戦うよりも、動きが明らかになっている

「見える敵」こそ戦う相手なのではないでしょうか?

「見えない敵」に固執しすぎると、今ここにある危機を見失いかねませんよ!!