水間政憲氏のアンケート結果が出る
Freejapan.tv 【児ポ法】緊急アンケート
http://freejapan.tv/?ui
水間政憲氏のサイトのアンケートの結果が出ていたので一応紹介します。
(2)児童ポルノ禁止法の改正案は、日本ユニセフ協会の大使としてアグネス・チャンが国会で参考人として陳述し、与党と民主党がそれぞれ改正案を提出したところ、ネットで話題になっております。その最大の理由は何でしょう。
3.8% 回答無し
12.1% 表現の自由が束縛され、子供の成長記録を残すだけで逮捕される可能性があるため
15.6% 今まで創作された多くのマンガ、ゲーム、アイドルなどが規制の対象となり、各業界に大打撃を与える可能性があるため
18.2% 単純所持禁止の場合、添付メールを受信しただけで逮捕される可能性があり、簡単に他者を貶められる密告社会になる可能性があるため
34.8% 現行法の適応で十分に対処できるにもかかわらず改正するのは、人権擁護法案と同様の危険性を秘めているため
4.8% 近代刑法の大原則である「法の不遡及」を全否定しかねない危険性を秘めているため
6.9% 国会議員が反論するのが困難な状況が出来上がっており、プロパガンダとしての完成度が極めて高いため
4.0% その他
他の質問を見ると、水間氏の主義主張に合致する回答が過半数を占めているので、
回答者のほとんどは水間氏の支持者と言っていいでしょう。
回答者のほとんどは麻生信者らしく、半分近くが麻生政権の景気対策は世界トップだと
主張しています。そんな中で水間氏が児童ポルノ法に対する質問をした結果、
回答者の34.8%が「人権擁護法案と同様の危険性を秘めている」と回答し、
18.2%が「簡単に他者を貶められる密告社会になる可能性がある」と答えるなどしています。
回答者は東京裁判に否定的な見解の持ち主がほとんどのはずなのに、
「法の不遡及を全否定しかねない危険性を秘めているため」との答えが4.8%と低かったのが
意外でした。
保守派の皆様には是非申し上げておきたいことがあります。
水間政憲氏は若手を中心に自民党の議員とパイプを持っています。
その中には人権擁護法案に反対している方も多いことでしょう。
保守派の皆様には、多くのネットユーザーが、
児童ポルノ法改定案は人権擁護法案と同一の「言論弾圧法案」だと
みなしていることを認識していただきたいと思っています。
捏造されたデータを元に日本を「性犯罪国家」とする構図は、
皆様方が考える慰安婦問題と構図が似ているのではないでしょうか?
事実、慰安婦問題で日本を糾弾している団体と、児童ポルノ規制強化を訴える団体の中には
姉妹関係、あるいは友党的な関係にあるものも少なくありません。
参考
児童ポルノ問題と従軍慰安婦問題との密接な関係 - サイバーアナーキズム
http://d.hatena.ne.jp/blast-off/20090515/1242353944
あなた方が非難する河野談話のような公式の談話がないのがせめてもの救いです。
しかし皮肉なことに、性表現の規制という点で保守派の思惑と合致するため、
よりによって慰安婦問題で皆様方と同じ立場にある方々も見事に騙されてしまったのです。
保守派の皆様にはいい加減目を覚まして現実を見ていただきたい。
人権擁護法案と同様に、「反日勢力」が皆様方の言論を弾圧するために、
利用される可能性が高いですよ!!!
ただ、水間氏のアンケートは厳密にはアンケートとは言えません。
なぜなら、選択肢の中に規制推進派の主張に沿った回答が含まれていないからです。
規制に賛成であれば、「その他」か「無回答」以外の選択肢しかないというのは、
アンケートとしては正しいものではありません。
そういう点ではアンフェアですので、もし今度アンケートで同様の質問をする際には、
ちゃんと規制推進派に近い選択肢も入れていただきたいと思います。
そうでないとアンケートとは言えません。
水間氏に批判的なid:pr3さん曰く、「これはクイズだ」との事ですからね…