保坂展人氏トークライブ開催のお知らせ

児童ポルノ禁止法の余波とこれからの議論


児童ポルノ禁止法の余波が続いている。メディアの取材も何社か続いていて、先刻まで、毎日新聞の取材を受けていた。記者によると、自民・公明両党で「児童ポルノ禁止法改正案」が国会提出されたという。つい数日前まで、「与野党協議で修正案がまとまったから、社民党の判断を早くしてくれ」という矢のような催促が続いた状況とは一変した。国会が対決モードとなったこともあって、この臨時国会で急転直下成立へということは、おそらくなくなったと思う。しかし、同時に私たちは、この法案がさして重要でなく「議論する必要もないほど当たり前で必要なテーマ」という認識をメディアが垂れ流している環境は、政権交代前と変わらない。


「修正案」と言っても「自民・公明」絶対多数の7月の国会で、民主党が「対案」として提示した内容も含まれた7月当時の案が、政権交代後も「既定事実」のようによみがえり、「社民党表現の自由と立法事実の再確認」などと面倒なことを言わなければ、天ぷらをあげるように衆参両院を数日で弾丸通過したという危険性は相当にあった。


国会の緊迫も一転して解除となったようだ。このまま臨時国会が大幅延長されたり、また来年の通常国会では本法案が「再浮上」するのは間違いない。少なくとも「こそこそ」水面下で進めて、「せーの」で弾丸通過という手法は間違っている。どこに問題があるのか、どうしたら法律の濫用の危惧があるのか、どうしたら立法目的があるのかを開かれた場で議論することが必要だ。メディアも、成立寸前に提灯持ちのような垂れ流し報道を改めて、丁寧に問題点をすくいあげてほしい。

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/b7b6121972f5f24647c668805aa4752d

まさにその通りです!!

開かれた場で慎重に議論されることが望まれます!!


保坂氏もいろいろな所から取材を受けているそうですが、

ちゃんと問題点を取り上げてくれるメディアはどれだけいるでしょうか…

外国人参政権についても、日本テレビ系列の番組で辛坊治郎氏が言及していましたし、

誰か問題点を取り上げてくれないでしょうか…


大幅な会期延長は無いようですが、小幅な会期延長論があります。

与党内に小幅延長論=対立激化で法案処理さらに遅れ−国会


 今月30日までの国会会期について、与党内で21日、12月上旬まで延ばす小幅延長論が浮上した。日本郵政グループの株式売却凍結法案など政府提出12法案のうち、衆院を通過したのは中小企業金融円滑化法案のみ。実質5日間しか残っていない審議日数で、すべての法案を成立させるのは極めて困難になっているためだ。
 民主党幹部は21日、「常識的には小幅延長だろう」と語った。また別の幹部は「野党の協力がなければ全法案の会期内成立はできない」と述べた。仮に延長せずに採決強行も避ける場合、政府・与党は処理する法案の選別を迫られる。
 鳩山由紀夫首相は20日、「年末になると(2010年度)予算を編成しなければならず、そのための時間もいただきたい」と否定的な考えを示している。これに対し、同党内では、会期の小幅延長であれば10年度予算編成に大きな影響は及ばないとの見方が出始めている。 

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009112100305

12月上旬までの小幅延長論もあるようですが、

鳩山総理はそれに否定的との報道もあります。

これを見る限りでは、すでに自民党が改定案を提出しても

今国会での審議はなく、来年の通常国会が山場になるという

感じはするのですが、楽観的すぎるでしょうか…


また、保坂氏は次のような案内をしていました。

このように注文するだけでは他力本願なので、ささやかではあるが「議論の場」を設けることにした。12月初旬に、阿佐ヶ谷ロフトAで夜7時から二部構成でトークライブを行う。

12月3日(木)19時より 阿佐ヶ谷ロフトA

第1部 「裁判員制度と死刑が問うもの」 伊東乾(東京大学准教授)×保坂展人

第2部 「児童ポルノ禁止法改正案の今」 伊東乾×山口貴士(弁護士)×保坂展人

(第2部の開始は、夜8時すぎから)

(太字・文字サイズ大は引用者による)

とのことです。

12月3日にトークライブを行うとのことです。

私も、都合が合えば必ず行きます!!


ところで保坂さん、質疑応答の場を設けて頂けるのでしょうか?

私も是非質問したいことがありますし、

他の皆さんもそうでしょう?

というわけで、

時間に余裕がある方、都合が合う方は、

トークライブに行くことを検討されてみてはいかがでしょうか!?