保坂展人トークライブレポートその1

会場の阿佐ヶ谷ロフトAは、駅南口から横断歩道を渡ってすぐのアーケードを

南側に進んで3分ほど、おかしのまちむらの地下にあります。


バーのようになっている、っていうかバーそのものの入り口があり、

そこで入場料を払って会場の中に入る仕組みになっています。


会場の中は思ったよりも狭いように感じられました。

しかし、ライブが始まると座席はほぼ埋まりましたね。

私の見た限りでは50人前後の人が来たような印象を持ちました。

メモを取っている人が私も含めて6、7人ほどだったかと思います。


なお、この記事の作成には、早速保坂氏がアップした記事がありましたので、

そちらも参考にさせていただきたいと思います。

死刑制度と児童ポルノ禁止法を語り終えて

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/1c56fc286b1b880fcc40b88ac8a3fa70

第一部の死刑と裁判員制度

伊東乾氏は、東京大学の准教授で作曲家として活動している方で、

テレビのコメンテーターをしたり、日経ビジネスのサイトに、伊東 乾の「常識の源流探訪」

連載している、非常にマルチな活動をされている方です。

伊東氏の大学時代の友人にオウムの豊田亨がいて、何度か面会しているそうです。


確かに、「えた」「ひにん」という言葉はテレビでは言うことはできまい。

伊東氏によれば死刑囚とえた、ひにんは管理する人とされる人の違いなのだそうだ。


死刑執行の際に法務省に激励の声が殺到し、保坂氏と亀井静香氏がテレビに出て抗議すると、

テレビ局に抗議のメールが殺到したんだそうです。

特に宮崎勤の死刑が執行された時には、当時の福田内閣内閣支持率が上がったそうです。

今の千葉景子法務大臣は死刑慎重派ですが、いずれ国民の批判に押されるのではないかと

懸念する一幕もありました。


興味深かったのは、メインテーマとは異なるのですが、

麻原彰晃が目が見えないのは、未認定の水俣病が原因だという話でした。

あと、マスコミが公正中立を謳うのはちゃんちゃらおかしい。

という話もありました。NHKも同じだと。

そりゃ当然でしょう。右からは反日売国と攻撃され、左からは権力の手先と指弾されるのですから。



休憩をはさんで、いよいよ第二部です。

山口貴士弁護士を加え、児童ポルノ法改定問題について語ります。


児童ポルノ法改定案の審議が行われたのは6月26日でしたが、ライブ中は7月だと

発言して、訂正されることはありませんでした。

まず、1999年の児童ポルノ法制定・施行の経緯から、今回の改定問題に至るまでの

経緯が話されました。問題点については例のごとく「サンタフェ」などに言及され、

葉梨康弘前議員の「児童ポルノであるなら処分すべき」という発言も取り上げられました。

そして、2、3週間前に水面下での動きが急浮上し、成立する寸前までいったという話になりました。


山口弁護士は、水面下でまとめるのは姑息だ、公の場で論戦すべきだと発言し、

3号ポルノと所持の定義が広くて曖昧だと指摘しました。


保坂氏は原点ともいうべき、自身の内申書裁判に始まり、

いかに保坂氏が内心の自由の問題に関心を持ってきたかを語っていました。


伊東氏は、焚書坑儒のような行為は笑止千万だ。性欲を持つことは悪いことか?

と問うていました。


民主党案の取得罪はあくまでも自公多数の時の対案

驚きの議論の連続だったが、成立の寸前までいった。

今はもう一回議論すべきだということです。



長くなるので、2つに分割します。というわけで、予告編的なものを。

次回予告

山口弁護士:多数派には表現の自由はいらない!

東京都青少年問題協議会についても触れられた!

保坂氏:内心の自由に敏感に反応する人は10年で半減した!

ロビー活動をしている三人組が登場!

アメリカは自国でできないことを外でやる!!


続きは12月5日(土)にアップ予定!!