C77拡大準備集会レポート

遅れましたが、冬コミ拡大集会に行ってきたので、レポートを書きます。

今回はいつもより遅くの開催となりました。


なお、すでにレポートをお書きになった、

@++ -あっとまーく・いんくりめんと-

http://blog.livedoor.jp/increment/archives/51761029.html#more

今日の言わせれ

http://blog.zaq.ne.jp/iwasere/article/835/

コミックマーケット77 第3回拡大準備集会(3拡)

http://members.at.infoseek.co.jp/t_szhr/triangle77.txt

を参考にさせていただきます。


共同代表の市川孝一氏、安田かほる氏、筆谷芳行氏の3人の挨拶から始まります。

なお、米澤英子氏は遅刻するとのこと。


まずは、会場についての話。

オリンピックの話題やシンポジウムの話題、改修工事や出初式にともなう

会場の様式変更についてアナウンスがありました。

特に、やぐらの影響(今まで1か所だったのが2か所になった)で、

広い面積が削られるのだそうです。


続いて、話題は表現規制問題に移ります。

篠山紀信氏が公然わいせつで強制捜査を受けたことに言及して、

コスプレ写真集にも似たような写真があるから、少し考えてほしいと

発言していました。


次に、東京都青少年問題協議会について


規制派は政権が代わってもまだあきらめていないし、民主党もうまく回っていない。

すぐには規制の動きは止まらないので、広く長い目で見て、慎重に進むと発言してました。



米澤嘉博記念図書館について

未整理の蔵書が米澤邸に残っているのを含めて、段ボール4000箱あるそうです。

是非とも会員になってくださいと宣伝(?)していました。

コみケッとスペシャルについて

来年3月21日、22日に開催されるコみケッとスペシャルについての話題に移ります。


カタログに水戸のガイドがのることなどに言及されましたが、

コみケッとスペシャルについて、私が気になった話題は次。


当日、水戸周辺のビジネスホテルはほぼ満席で、2万円ほどの高いホテルしか

残っていないそうです。その高い宿も厳しいとか…

そういうこともあって、スタッフの宿の確保にも苦労しているとか。


ということは、水戸がだめなら、大洗やひたちなか辺りという手も…

いや、そっちもすぐに埋まるかな…

時間とお金に余裕があるなら、いわきまで行って、

スパリゾートハワイアンズ小名浜に行くという手もあるでしょう。

袋田の滝がある大子町に泊まるというのも手かもしれません。


青春18きっぷが使えるはずだから東京の方まで戻るというのも手だな…

普通列車でも上野まで2時間ちょっとで行ける距離ですし。

JR東日本には三連休パスというのもありますし。

(旅・鉄属性があるので失礼しました…)



「町おこし」が今回のテーマと言うだけに、地元の商店街などにも

協力をあおいでいるそうです。「町を巻き込もう」というわけです。

というわけでいろいろな場所でイベントをするということで乞うご期待。


もちろん、徹夜禁止。町が会場なので、深夜にうろつくことが

あってはなりません。



質疑応答

サークル参加の方法についての質問です。

それぐらいちゃんと自分で調べろ!!と思わなくもないのでしょうが、

律儀に答えるスタッフは偉いと思います…


あと、当選する確率をあげたいというサークルの切実な願いが聞こえてきました…

ドタキャンせずに、ちゃんと届けを出してチケットを送り返してほしいとのこと。


設営の棟梁は朝に弱いとか、サイリウムが禁止なのはどうしてかとか、

そういった裏話が出てきたみたいです。


そして、こんな質問もありました。

準備会は表現規制の動きに弱腰ではないかという質問です。


見えるような活動は時期と場所が重要で、時期尚早ではないか?

と答えていました。


市川氏は都にパブリックコメントを送ったそうですが、他の皆さんはどうされたのか、

コメントを送ったのか、何らかの発言をすべきではなかったでしょうか!?

だから弱腰と言われるんですよ…


ちょっと、その発言に関して気になるコメントがあったので紹介します。

もう一つ、質疑応答の時、
児ポ法などに対して政治的行動を取らない準備会に対し、
弱腰だと批判するものがありました。
その中で「米澤前代表の遺志を継ぐものがいない」
旨の主張が含まれていました。
共同代表は誰もその点に触れませんでしたが、
これははっきり言っておくべきだと思うでここに書き残します。
米澤前代表は、コミケが直接的に政治に関わる事には、
元々あまり積極的ではありませんでした。
むしろ消極的と言っていいレベルだったかも。
拡大集会などでの発言からは、
むしろ準備会が政治的な圧力団体と化す事が無い方向へ、
舵を取っていた印象が窺えたのです。
だから、共同代表が遺志を継いだからこそ、
現状の対応になっているというのが私の認識です。
あくまで私が感じた印象ですが、参考までに。
(発言の記録が残ってれば証明もできるんだけど)

http://blog.zaq.ne.jp/iwasere/article/835/

その発言はid:kamayanさんの発言*1の受け売りだと私は考えているんですけどね…

確か、id:kamayanさんは古くから米澤氏のことをよくご存じのようですし、

太田たこすさんもおそらくそうでしょう。

それでも、表現規制問題に対する関心の強さで

その辺でも、米澤氏をよく知る人間の間でも認識のズレがあるのでしょうか…

あと、@++さんの

なにもかも反射的に反対ばかりしてるのは、規制推進派と大して変わらないと思うんですよね。コミケは規制反対派に都合いい声の大きい機関に成り下がってしまうのでなく、ちゃんと信念を持って動いて欲しい。

http://blog.livedoor.jp/increment/archives/51761029.html

という発言も、まさにその通りかもしれませんが、

ちょっと弱腰すぎる感は否めないと思います…


わいせつと18禁を混同している印刷所がいるというのは、聞いてあきれました…

疑似児童ポルノ」などのように警察やマスコミによるミスリードがあることは

指摘されていますが、いくらなんでも同人誌の印刷所が同じような認識とは…


あと、正月開催はできないかとか、某国の空母の話はジョークなのかとか、

米澤図書館に寄贈はできないのかとか、そういった話が続きます。


中でも面白かったのはこんな話。


神保町の某書店は段ボール120、30箱ほどで、町の本屋でも1000箱分もないのでは。

とのこと。市川家も本で穴が開きそうになったとのこと…

市川氏も相当な数の本を持っているらしい。


コみケッとスペシャルでの公共交通手段の問題に関しては、

準備会側でもJRやJTBに話を持ちかけているとのこと。

ホテルはすでに埋まっている状態だそうですし、結構来るのではないかという。

JRの増発は難しいそうですが、JTBの担当者はコミケのことを分かっているそうなので、

何とか順調に進んでいくのではないかと思われます。


とりあえず、以上で拡大準備集会レポートを終わります。


このご時世で表現規制に関する話題が少なかったのは

非常に気になります!!

これでは、準備会は弱腰と言われるのも至極当然ですよ!!