在特会デモ事件について

この記事は、在特会のデモを見てきたの続きです。


外国人参政権反対」のデモに催涙スプレー 新宿で高校生逮捕


 デモ参加者に催涙スプレーをかけてけがを負わせたとして、警視庁新宿署は24日、傷害の疑いで神奈川県に住む高校3年の男子生徒(17)を逮捕した。同署によると、男子生徒は容疑を認め、「声をかけられてかっとなり、もみ合いになった。催涙スプレーは護身用に持っていた」と話している。

 逮捕容疑は、同日午後1時ごろ、東京都新宿区西新宿の新宿中央公園多目的運動広場で、33〜41歳の男性3人の顔に催涙スプレーのようなものを吹き付けて、軽傷を負わせたとしている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100124/crm1001242343015-n1.htm

昨日の続きです。前回簡単に取り上げたとおり、

デモ終了後に在特会の関係者が催涙スプレーをかけられるという事件がありました。

在特会側の関係者によれば、少年はスタンガンを持っていたとの情報です。

在特会側はテロだと主張しています。

産経新聞の報道によると、デモ隊は500人とのこと。記者らしき人を見たけど、関係者でしょうか…)

報道によると、状況はデモの参加者と口論となって、少年がカッとなってスプレーをかけたようです。



あらかじめ言っておきますが、私は

たとえ相手が在特会といえど、暴力で相手の言論活動に対抗することは

決してあってはならないと思います!!

ましてや、在特会がデモに抗議する人に暴力を振るうのは

もってのほかです!!



というわけで、情報を整理してみましょう。

南口での反在特会のデモを主催した、ヘイトスピーチに反対する会の緊急声明を察するに、

逮捕された少年は、ヘイトスピーチに反対する会とは無関係のようです。


また、デモ参加者のブログによれば、

遂に反日政権そして支那マフィアとの全面衝突へ!


 この事件で『主権回復を目指す会』(西村修平代表)の紫藤益男幹事ら数名が目などに怪我を負わされる惨事に。

 襲撃した残留孤児の男は、「行動する運動」勢力が池袋でのチャイナタウン計画の粉砕行動に立ち上がった際、頻繁に姿を現わしては良識ある日本国民への挑発を繰り返していた者と同一人物と見られ、今回の襲撃は大々的な街頭行動が行なわれ確実に主権回復を目指す会メンバーらが集まる終着地点を狙ってきたもので、同会を中心とするチャイナタウン粉砕行動への「報復」であることは間違いない。

 紫藤幹事らは病院で手当てを受け、残留孤児の男2名が新宿警察署に拘留され取り調べを受けている模様(24日17時30分時点)。

 遂に支那マフィアの凶暴性が剥き出しになったと言うべきだろう。

 池袋におけるチャイナタウン計画の背後には支那マフィアの利権が深く関わっている。同地域で進出が著しい支那系店舗・企業の背景にはそれらから収益を上げようと目論む支那マフィアが介在しているのは当然で、必然、同計画に反対して熾烈な街頭行動を展開する「行動する運動」勢力と敵対することは言うまでもない。

http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51449724.html

というように、「支那マフィア」による犯行で、池袋での活動に抗議した人物だと主張しています。

実際に、主権回復を目指す会が流した動画によれば、池袋で中華料理店に対する抗議活動に

抵抗した人と同じだという主張が示されています。

後ほど触れるように、少年は中国系の日本人だそうですので、広義の中国人には含まれるでしょう。

それにしても、「支那マフィア」なんて大層なものではなく、単なるチンピラのように思いますが…


統一戦線義勇軍の議長、針谷大輔氏は自身のブログでこう語っています。

嫌いなんだよこういうのは!!


今日、新宿で大規模なデモが開催された。
ブロガーと呼ばれる連中は裏も取らずに、「日本を護る」という言葉の元で、自分達が現在引き起こしている平穏な日常の破壊をしっかりと裏取りもせず、左翼の息が掛かっているとかなんとか言っているようだが。
要は、自分がガキの頃のようなドロップアウトした少年。
一人は、横浜在住の華僑だが、中華学校ではなく日本の中学を出た日本国籍の17才。
後の三人は、日本国籍を有する少年。
(情報ランクは、戸籍謄本等で確認した訳ではないので、Bだが)

以下、近くで最初からの成り行きを見ていた、日本国籍を有する友人の話。

「襲撃ではなく反撃です
あなたが和気藹々してたそのときに 会場周辺では中学生1高校生1高校生くらいの少年2、計4名が ザイトク20名ほどに 追い掛け回され必死で逃げていたのです

そして 新宿中央公園で 捕捉され 主権メンバーの第一声は「こいつ見たことあるテメー」「残留孤児野郎」でした。しかも 一人がまず両手で肩を掴み まわりを5名で体を密着させて取り囲んでから「帰れると思ってんのか?」という怒気をはらんだ罵声が続きました(ここまで歩道上)公園内にひきずりこまれた少年・青年は次に集団暴行を受け 
今 発表されてる画像はそのあと警察官が介入しはじめてからです
当初 事態の把握ができず 受令機や指揮官報告をしていた警察官は鳩豆でした 警察官を呼んで介入を促したのは 私です 最初は制服2名
徐々に増えました
画像を見る方は想像力を働かせてください
少年サイドの画像はゼロ
襲撃側主権は大勢で囲み 余裕で 撮影していたというわけです 」

http://www.giyuugun.jp/sb/log/eid599.html

おそらく、針谷氏は鈴木邦男氏のような人なのでしょう。

現場に居合わせた針谷氏の友人によれば、在特会側が集団暴行を行い、その反撃として

少年が催涙スプレーをかけたようだということです。

そして、在特会が騒ぎ立て警察が介入した後の様子が、在特会側がアップした動画ということ。


もし、その通り在特会の関係者が先に暴行し、それに抵抗する形で催涙スプレーをかけたなら、

少年側の正当防衛は成立する、つまり無罪になるではないかと思われます。

その後の動向は分かりません。少年は容疑を認めているとのことですが、

正当防衛を主張しているかは分かりません。

警察は少年だけでなく、在特会の関係者やその他の目撃者からも事情聴取をして、

真相を徹底的に究明すべきだと思いました。


いずれにせよ私は、少年が手を出してしまった時点で負け、

つまり在特会側の勝ちだということになってしまったと思います。

在特会側の挑発に乗って、手を出した時点で相手が被害者面するのは目に見えている。

その罠にはめられるなんて、何て馬鹿なマネをしたんだ…と思っています。


それにしても、在特会を批判する側の意見でひどいと思ったのはこれ。

本日1月24日、新宿中央公園での事件について


 ところで、これを書いている20時現在において、在特会のデモ解散場所である新宿中央公園で、少年を含む複数の者によって在特会側参加者に対して物理的暴力が行使されたとの情報がある。前者のうち2名は警察に拘束されているとのことだ。


 現時点において、ぼくは寸分の迷いもなく少年らの側に立つことと、警察への憤りを表明する。


 警察は合法的な暴力を独占する存在でありながら、これまで右翼の暴力を黙認してきた。近代国家の原理からすれば、これは在特会が国家装置として機能していることを意味する。とすれば、右翼暴力の対象となる者の自力反撃に正当性があることに疑いの余地はない。警察が少年側を拘束していることは明らかに不正義である。


 情報が誤りであればそれにこしたことはない。ともかく今は、一刻も早い少年らの解放を新宿署に求める。

http://d.hatena.ne.jp/toled/20100124/p1

これを書いたid:toledさんは、秋葉原在特会に暴行された人です。

少年に同情するというのであればともかく、

これ明らかに暴力を肯定してますよ!!

過去の記事を見ると、明らかに自分たちの暴力を正当化する発言をしてますし。

針谷氏の記事が知られる前ゆえに、少年は正当防衛だったと主張しているわけでもありません。

id:toledさんの考えは「やられたらやり返せ」という主張でもないように私は思いました。


自身も暴力を受けたのであれば、

なおさら非暴力を訴えるべきではないのだろうか!?

在特会の連中のことをバカにする資格はない!!

と私はそう思えて仕方がありません。

在特会は暴力沙汰を起こすぐらいなら、表現規制ネット規制にに反対すべき!!

昨日も言及しましたが、私はつくづくそう思います。


暴力沙汰があったことでも知られる秋葉原のデモにおいて、

デモ行進を始める前に行われた演説です。

この動画の3:21頃に桜井誠氏が人権擁護法案と並んで、

児ポ法改正」に言及しています。


なんだ!! 桜井さん、あなたも仲間じゃないですか!?

瀬戸弘幸さんも児ポ法反対なんでしょ!?


というわけで、在特会のみんな!!

暴力行為をやめて、表現規制ネット規制反対のために闘いましょう!!


人権擁護法案外国人参政権と並ぶ売国反日法案といわれる、

児童ポルノ法改定案に共に反対していきましょう!!


2月に始まる都議会にも提出される反日条例にも、

断固として反対していきましょう!!