鳩山由紀夫 辞任す
鳩山由紀夫総理大臣が辞めました。
社民党の連立離脱を機についに党内から鳩山降ろしの声が爆発し、
辞めるのか、やっぱり辞めないのかという声が広がる中、
辞める時にはあっけなく辞めてしまいました。
もちろん、幹事長である小沢一郎氏も辞任です。
当然ながら、外野から辞めろ辞めろと言ってきた多くの人は、
辞めたら「無責任だ!!」という
近年でこの呪縛から逃れられたのは、前々から辞任を予告していた小泉純一郎氏と
総選挙敗北で自動的に辞める結果となった麻生太郎氏ぐらいで、特に
安倍晋三氏、福田康夫氏と2人続けて「政権を投げ出した」と評されました。
政治とカネの問題もありますが、なんといっても痛手は社民党の連立離脱。*1
社民党が連立離脱したことで、喜納昌吉氏辺りが造反すれば問責決議案が可決されかねない
情勢になったことも、辞めざるを得なくなった理由でしょう。
自民党時代から、選挙に勝つことこそが権力の源泉とみなされてきた小沢一郎氏ですが、
結局は選挙に勝つためには、自身の政治とカネの問題がネックになることも理由でしょう。
とにかく、あの人はまさに「宇宙人」という異名が合っているとつくづく思います。
政治の話を書くのもしんどいので、こっちの日記の更新頻度も減るでしょうね…
140字以内で書けることはTwitterに書きますし、
趣味の話題はid:neo-slpolient名義のサブアカブログに書くでしょうね…
さて、
本日、大沢幹事長と酒井政調会長、山下総務会長そして 生活者ネットワークの西崎幹事長が、吉川副知事に、 青少年健全育成条例改正案の撤回を求めました。 吉川副知事は、「現時点では撤回する考えはありません」 と答えました。
<別紙>
平成22(2010)年5月28日
東京都知事 石原 慎太郎 様
都議会民主党
幹事長 大沢 昇
都議会生活者ネットワーク・みらい
幹事長 西崎 光子
東京都青少年の健全な育成に関する条例改正案の撤回について
東京都青少年の健全な育成に関する条例改正案は、携帯電話を介したインターネット上の有害情報をめぐり、青少年が犯罪に巻き込まれることや小・中学生の閲覧が可能な図書類での性表現などが青少年にとって憂慮すべき問題とした石原知事の諮問から始まり、東京都青少年問題協議会が答申を提示、結果、都が対策としてまとめたものです。
ところが、石原知事自身が、改正案を精読せず、詳細に考えていないと述べ、議案提出者の自覚がないばかりか、都が作成した「非実在青少年」の言葉は理解できない、改正案を変えるべきと、提出者自ら修正の必要を認めています。
よって、我々は、提出者自らが不備を認める議案は撤回し、改めて責任の持てる案を提出されるよう求めるものです。(引用にあたって右寄せの箇所は左寄せに直した)
http://www.togikai-minsyuto.jp/news/post_330.html
とのことです。都議会は1日から始まりましたが、この件に関してどうなるか注目です。
*1:規制反対派にとっても痛手