参院選最凶の候補者はみんなの党から!?

菅直人政権が誕生しつつある今日この頃ですが、表現規制問題で非常に嫌なニュースがありました。

みんなの党、弁護士の後藤氏擁立 参院選比例代表 
 
 みんなの党は3日までに、参院選比例代表に、神戸市内で法律事務所を開く兵庫県弁護士会所属の弁護士、後藤啓二氏(50)を擁立することを決めた。4日にも後藤氏らが東京都内で会見し、正式表明する。


 後藤氏は東大法学部を卒業後、警察庁に入り、同庁企画官、大阪府警生活安全部長、内閣官房副長官補付参事官などを歴任。2005年に退官し、弁護士登録した。企業のコンプライアンス児童ポルノ問題、犯罪被害者支援などに取り組み、「全国犯罪被害者の会あすの会)」顧問弁護団にも参加している。

 後藤氏は神戸新聞社の取材に対し、「児童虐待児童ポルノなどから子どもを守る法整備のほか、犯罪被害者の支援を実現させたい」と抱負を語った。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003054092.shtml

なんと、あのECPAT/ストップ子ども買春の会の顧問弁護士、

後藤啓二氏がみんなの党から立候補するのです!!


皆さんもご存じだと思いますが、

その人は自民党民主党のどの規制推進派よりも厄介な人です!!

後藤氏は日本ユニセフ協会のキャンペーンや東京都青少年問題協議会など、

規制推進派の関わるあらゆる場所に出てくる、規制推進派の大ボス的存在です。

山谷えり子氏や円より子氏なんかよりも当選させてはならない人です!!


自民党でも、民主党でも、公明党でもなく、みんなの党から出馬ということには、

何か理由があるのでしょうか!? 代表の渡辺喜美氏から打診があったのか、

自民党民主党に立候補を希望して断られたのかは分かりませんが…

やはり、台風の目だからみんなの党に目をつけたのでしょうか。


いずれにせよ、民主党自民党もダメだ。という風潮が、表現規制問題にも

思わぬ余波を呼び起こしたのは間違いないようです。


さて、現実問題として後藤氏が当選する可能性はどれだけあるのか考察してみようと思います。

前回の参議院選挙での、自民党民主党の比例上位当選者の名前を見ると、

自民党
 
舛添要一 (タレント出身 現:新党改革
山田俊男JA全中専務理事)
中山恭子内閣官房参与として拉致問題に携わる)
丸山和也 (タレント出身)
川口順子 (元外務大臣
佐藤正久イラク派遣の部隊長)
尾辻秀久日本遺族会副会長)

民主党
 
相原久美子自治労出身)
吉川沙織 (情報労連出身)
青木愛 (タレント出身)
石井一 (元自治大臣
池口修次 (自動車総連出身)
ツルネンマルテイ (日本初のヨーロッパ系国会議員)
神本美恵子 (日教組出身)

業界団体や労働組合などの、高い組織力を持つ候補者や、

過去の実績がある、あるいはタレント活動などにより高い知名度がある候補者が上位に入っています。

中山恭子氏は拉致問題で実績を挙げていますし、佐藤正久氏は自衛隊イラク派遣の時に、

「ヒゲの隊長」として知名度を上げた人物ですし、組織力知名度が当選のカギとなるのは間違いありません。


そこで、みんなの党の立候補予定者を見てみると、

6月5日に後藤啓二氏の名前が掲載されました。他の掲載された名前を見ると、

小泉チルドレンで、落選後に自民党から移籍した小野次郎氏や清水鴻一郎氏らがいます。

強いてタレント候補といえる人の名前を挙げるとすれば、元日本テレビのキャスターで

ニュースプラス1」などに出演した真山勇一氏ぐらいでしょう。

よって、みんなの党の個人票を読むのは非常に難しい。

世論調査みんなの党の支持率が公明党を上回っていることを考えると、

創価学会組織力分を差し引いても、少なくとも共産党以上の得票数を得ることが予想され、

後藤氏が当選してしまう極めて高いように感じます。

私には正確な票読みは絶対に不可能です。

みんなの党の候補者全員が固まっているわけでもないですからね。


少なくとも、みんなの党には投票してはならないということは間違いないです。

規制反対派であれば、比例は誰に入れるべきかは分かっているはずですよね!?

普天間問題で連立離脱した政党に所属する、イニシャルがHの男性の方です。

もう皆さん、お分かりだと思います。


そういえば、規制反対派の川田龍平氏もみんなの党だったな…