参議院選挙選挙短観その2

まず、これだけは言っておきます。


皆さん、必ず選挙に行きましょう!!!


さて、情勢調査によれば、

与党、過半数は困難 朝日新聞終盤情勢調査


 11日投開票される参院選について朝日新聞社は6、7の両日、電話による終盤情勢調査を実施、取材による情報と合わせて分析した。それによると(1)民主党は序盤と比べて勢いを失いつつあり、選挙区、比例区合わせても40議席台にとどまる可能性がある(2)自民党比例区で伸び悩むものの、選挙区では民主と互角で40台半ばの議席をうかがう(3)みんなの党は10議席を上回る獲得が有力になり、さらに上積みをはかろうとしている――などがわかった。

 選挙区で約4割、比例区で約3割が投票態度を明らかにしておらず、最終盤に情勢が変わることもある。

 民主の非改選議席は62。参院での単独過半数には60、国民新党とあわせた与党過半数には56議席が必要だ。単独過半数には遠く及ばず、与党でも過半数割れする公算が大きくなっている。

 苦戦の大きな理由は、前回2007年には大勝した29の1人区の多くで、自民候補との厳しい戦いを強いられていることだ。安定した戦いぶりなのは岩手や滋賀など4選挙区にとどまる。山梨、三重、大分では優勢だった現職が追い上げを受けて逃げ切りに懸命なほか、栃木ではみんなの党も含めた3人の争いが激しさを増すなど、民主が優位だったり、ややリードしていたりした選挙区でもつれるところが目立っている。

 12ある2人区では、民主と自民が1議席ずつをほぼ固めたところが序盤より増えた。民主は10選挙区で2人擁立しているが、議席独占の選挙区は生まれそうにない一方で、静岡で共倒れの可能性を残している。

 五つある3人区と5人区の東京で各1議席は確保する可能性が高くなっているが、2議席目をめぐってはいずれも混戦になっている。

 比例区では序盤より勢いを失い17議席前後にとどまりそうだ。

 自民は選挙区で引き続き堅調だ。1人区では秋田で新顔が接戦から抜け出して優勢になるなど、民主を上回る7選挙区で優位をほぼ固めた。さらに愛媛、鹿児島で接戦から抜け出しつつあり、勢いは上向きだ。2人区でも各1議席の確保はできそうな状況だ。

 3人区以上では、神奈川、愛知で優位を維持しているほか、埼玉でもやや優勢。ただ、そのほかの東京などでは当落線上で激しく競り合っている。比例区では11議席前後と苦戦が続くが、選挙区と合わせれば前回の37議席からは大きく回復しそうだ。

 みんなの党は神奈川で1議席が有力になったほか、混戦模様の東京や、千葉、愛知で議席獲得の可能性があるなど、選挙区全体では4議席程度、比例区でも7議席程度と合わせて2ケタ台に乗せ、さらに上積みを目指す勢いだ。

 公明は選挙区に3人を立ていずれも逃げ切りに懸命。比例区では前回をやや下回る6議席前後になりそうだ。

 共産は東京の1議席をめぐって競り合っている。比例区では3議席前後。社民は比例区で2議席の可能性が出てきた。たちあがれ日本新党改革、国民新は比例区で1議席を獲得できるかどうかの戦いとなっている。

http://www.asahi.com/politics/update/0708/TKY201007080575.html

またしても朝日新聞。あまり良くない結果ですが、民主50前後、自民40台半ばという結果は

あながち大外れしないと思います。

民主49前後、自民44前後、公明8、共産4、みんな11などとなっています。。


東京都は蓮舫氏の一人勝ちの様相。蓮舫氏に得票が集中すれば、小川敏夫氏が…

前回の自民党丸川珠代氏と保坂三蔵氏の事例を巻き起こした票の分散がどうなるか。


朝日新聞の紙面において、みんなの党の比例の当選見込みで名前が挙がっているのは、

柴田巧氏、桜内文城氏、上野宏史氏。

Twitterの情報によればあの後藤啓二氏は警察関係者中心に当たっているらしいとの情報。

規制問題に関心がある人には知られていても、一般的には無名*1ですからどう出ることやら。

社民党で名前が挙がっているのは吉田忠智氏。ということは、保坂展人氏の当選は!?

吉田氏は自治労13県連出身で組織力があるだけに名前も出やすいからだと思います。

楽観的な解釈をすれば、ネット上での勝手連的な運動をマスコミは読みづらいということになるでしょうか。


とりあえず、これ以上の論評は避けます。

健闘を祈ることにしましょう。

*1:って、みんなの党の候補者は前議員や元日テレキャスター真山勇一氏らを除いて多くが無名か…